夏の京都、服装どうする?おすすめスポット&イベント別に紹介
夏の観光に、京都旅行を計画している人も多いはず。でも、夏の京都ってどんな服装で行ったらいいの?と悩んでいませんか?京都の天候や気温に合う夏コーデ・おでかけコーデのポイントを解説します!おすすめスポットや夏のイベントも紹介しますよ♪
夏の京都はどんな天気?
夏、京都に行くにあたって、気になるのが気候ですよね。その土地に馴染みがないと、天気や気温がどのくらいなのかわからないでしょう。
京都市は盆地に位置し、夏・冬、昼・夜で寒暖差が激しいのが特徴。特に夏の市街地では、ヒートアイランド現象でとても気温が高くなります。
6月の梅雨が始まる頃から蒸し暑くなり、7月から本格的な暑さに。8月いっぱいは猛暑だと覚悟しておきましょう。
一方で屋内は冷房が効いて寒く感じることも多いので、気温の変化に対応できる服装を用意するのが大切です。
6月の平均気温:23.0度
最高気温:27.8度
最低気温:18.8度
平均湿度:67%
月間降水量:214.0mm
7月の平均気温:26.8度
最高気温:31.5度
最低気温23.2度
平均湿度:70%
月間降水量:220.4mm
8月の平均気温:28.2度
最高気温:33.3度
最低気温:24.3度
平均湿度:66%
月間降水量:132.1mm
(出典:気象庁)
京都の夏コーデ①6月の服装
全国的に雨模様になることが多い6月。京都ももちろん例外ではありません。
6月上旬は晴れ間が見られる日も多いですが、中旬以降は雨が多く、この時期に京都に行く場合は旅行中毎日雨に降られることも覚悟する必要があります。
湿度が高く、蒸し暑く感じるかと思えば、朝晩は冷えることもあります。
気候で敬遠してしまうかもしれませんが、6月の京都は美しいあじさいが見頃で、ぜひ訪れたい時期でもあるんです。
関西屈指のあじさいの名所で、「あじさい寺」の別名でも知られる三室戸寺には、ハート型のあじさいが。見つけたら恋愛運がアップするという噂も♡
6月に京都に行く時の服装のポイントを解説します♪
6月の服装①暑い時も肌寒い時も対応できるコーデ
6月の京都旅行におすすめなのは、5分袖のトップス!
ちょっと寒い朝晩用に羽織りを持ち歩くのもいいけれど、たくさん歩く観光では、なるべく荷物を減らしたいですよね。
ひじくらいまでの袖丈のトップスなら、少し冷える時間帯でも上着なしでOK。ゆったりしたシルエットのものなら、昼間気温が高くなってきても暑くなりすぎませんよ。
鮮やかなカラーのスカートを合わせれば、ぐずつきがちな天気でも気分が明るく♪
6月の服装②リネン素材で寒さ対策と夏らしさを叶える
寒がりさんは、上着としてリネン素材の羽織りを1枚持ち歩くのがおすすめ。
通気性がよく濡れてもすぐに乾くので、蒸し暑い日や雨の日にお出かけするのにぴったりなんです。
見た目も夏らしいので季節感もバッチリ☆
6月の服装③柄ものアイテムで雨でも気分を明るく
ボトムスもリネン素材のものがおすすめ!濡れてもすぐに乾くので、雨の中の観光でも安心。涼しげな素材なので、丈が長くても暑苦しさを感じさせません。
派手なデザインのアイテムに抵抗がなければ、柄物のボトムスを取り入れてみるのも◎。濡れても目立ちにくい上、雨で憂鬱になりがちな気分も上がりそう♪
6月の服装④旅行ではラクチンワンピコーデ
さらりと着られるワンピースは、蒸し暑い6月の京都旅行にぴったり!
特におすすめなのが、2019年夏トレンドのティアードワンピース。シルエットがAラインに広がっているので、じめじめした日もべたつかずに着られます。
きちんと感もありながら、ゆったりした形で体型カバーもできるのが魅力的♡
ただし、マキシ丈は裾が濡れるおそれがあるので避けてくださいね。
6月の服装④レインシューズに見えない靴でオシャレに
雨で濡れた靴で歩くのはとっても不快ですよね。梅雨の時期に観光するなら、防水の靴を履いて行きたいところ。
でも、せっかく京都のきれいな街並みを旅するのに、レインブーツでは情緒がない…と感じる人も少なくないでしょう。
そんな人には、レインスニーカーやレインパンプスがおすすめ!一見普通のスニーカーやパンプスですが、雨が染み込まず、オシャレかつ快適に歩けますよ。
暑い日はサンダルを履きたくなりますが、足元が濡れるおそれがあるので控えた方が無難。特にジュートサンダルなど水が染み込みやすい素材のものは避けましょう!
6月の服装⑤雨でキマらない髪は帽子でカバー
じめじめした日は髪型がなかなか決まらないもの。でもせっかくの京都旅行、可愛い自分でいたいですよね。
そんな時は、可愛い帽子に頼っちゃうのがGOOD◎
特におすすめなのがベレー帽。つばが出ていないので、雨でも濡れづらいですよ。リネンやサマーニットなど、通気性のいい素材のものを選びましょう。
雨でぺたっとしてしまった髪にボリューム感を出してくれる効果もあります☆
ベレー帽はクラシカルな印象なので、他の服はカジュアルにまとめるとオシャレ度がぐっとUPしますよ。
京都の夏コーデ②7月の服装
7月には一大イベント「祇園祭」が1か月間行われるため、この時期に京都に行きたいという人は多いでしょう。
山鉾に吊られた駒形提灯に火を入れる「前祭宵山」や、23基の山鉾が京都の中心部を巡行する「前祭山鉾巡行」など、毎日イベントがあり、観光客が数多く訪れるシーズンです。
そんな7月の京都の気候は、晴れる日が多くなり、日焼け対策は必須!かなり蒸し暑くなるので、熱中症にも気を付ける必要があります。
こうした点を踏まえて、7月に京都に行く時の服装のポイントを解説します☆
ただ、7月上旬はまだ梅雨空が続いている場合も。7月前半に京都を観光する場合は、6月の京都におすすめの服装を参考にしてくださいね。
7月の服装①ノースリーブで夏らしさ全開
とにかく暑い7月の京都。トップスは夏らしく薄手のTシャツがおすすめです。
吸汗速乾加工されたTシャツなら、観光でたくさん歩いて汗をかいても快適に過ごせますよ♪
腕を出すのに抵抗がなければ、ノースリーブも涼しげでいいですね。ただし露出している部分の日焼け対策はしっかりと!
上半身の露出が多い分、ボトムスは長めの丈を選び、肌色が多くなりすぎないようにしましょう。
7月の服装②暑い日にはチュールスカートがぴったり
暑い中の観光には、通気性がいいスカートがおすすめ。トレンドのチュールスカートなら、トップスがTシャツでもカジュアルになりすぎず、丈が長くても涼しげです。
イエローなど鮮やかな色合いのスカートならより軽やかな印象に。ホワイトのトップスを合わせれば、派手すぎる印象も与えず、夏らしく爽やかなコーデになりますね♪
7月の服装③袖丈が短いワンピースで夏らしく
夏の京都観光には、涼しく着られるワンピースがやっぱりおすすめ!
ノースリーブやフレンチスリーブなど袖丈が短いものなら、マキシ丈のワンピースでも適度に肌が露出されているので、夏らしい印象になります♪
フレアスリーブなど袖が広がっているワンピースも涼しげでおすすめです。
7月の服装④歩きやすく雨にも強い!万能スポーツサンダル
夏に履きたいのはやっぱりサンダル。せっかくの京都旅行、精一杯のオシャレをしたいと思うかもしれませんが、ヒールが高いものは歩きにくいのでNG!歩きやすさ優先で、ヒールが低いサンダルを選びましょう。
トレンドのスポーツサンダルなら、カジュアルなスタイルにはもちろん、スカートなどでフェミニンにまとめたコーデのハズしとして合わせてもオシャレ♪万が一急に雨が降っても、滑りにくく乾きやすいというのもおすすめポイントです。
長時間歩くなら、ストラップ付きなどの脱げづらいサンダルを履きましょう。
7月の服装⑤つば広ハットでエレガントに日焼け対策
つば広のストローハットをかぶれば、夏にぴったりの見た目で、顔や首の日焼けも防げます。
長時間外にいる予定なら、サングラスも着用するといいですね。
7月の京都は観光客でいっぱいなので、邪魔になる日傘は避けた方が無難。日焼け止めを持ち歩き、こまめに塗り直しましょう。
京都の夏コーデ③8月の服装
7月以上に暑くなり、「酷暑」といえる8月の京都。熱中症が心配ではありますが、上旬に行われる「京の七夕」に、「大文字」でおなじみの「京都五山の送り火」など、ぜひ観光で訪れたいイベントも。
日焼け対策と水分補給、そして涼しい服装で、8月の京都を楽しみましょう☆
8月の服装①オフショルダーで涼しく小顔見せ
暑い夏のトップスの定番といえばTシャツ。白など淡いカラーのシンプルなTシャツで涼しげにキメるのもいいですが、周りとちょっと差をつけたいという人にはオフショルダーのトップスがおすすめ!
首元が開いているので涼しく、デコルテが見えるので小顔効果も期待できますよ♡
ただし、露出する部分には日焼け止めをムラにならないようにしっかり塗って!一緒に観光する家族や友達、恋人に手伝ってもらうといいですね。
ボトムスまでショート丈にすると、露出が多すぎて子供っぽく見えてしまうおそれも。オフショルダーに合わせるなら、フルレングスのワイドパンツが大人の女性らしい印象を与えられます。
薄手で淡いカラーのデニムなら、丈が長くても夏らしく涼しげですよ。
8月の服装②シンプルなTシャツにはガーリーなスカートを
シンプルなTシャツには、Aラインのスカートを合わせて涼しく可愛らしさをプラスしましょう。夏にぴったりのドット柄のスカートが華やかに見えておすすめです。
ベレー帽やパンプスでクラシカルにまとめれば、京都の上品な街並みに似合う女性になれそう♡
8月の服装③柄物ワンピースで夏女に
1枚でおしゃれに決まってラクチン、涼しさも感じられるワンピースは、ぜひ猛暑の夏コーデに取り入れたいアイテム。
花柄など華やかな柄物のワンピースなら、夏らしく、京都の美しい街並みにもマッチしそう。
オフショルダーのワンピースも女性らしくていいですね♪
8月の服装④たくさん歩くならスニーカーをチョイス
暑い中でも自然に囲まれた寺院や神社は比較的涼しく、8月の京都観光の行き先に選ぶ人も多いはず。
自然の中をたくさん歩くなら、やっぱりシューズはスニーカーを履いて行きましょう。
夏らしく、カジュアルな服装にもフェミニンな服装にも合わせやすい白のスニーカーがおすすめ♪8月の京都はあまり雨が降らないので、泥などで汚れてしまう心配もありません。
8月の服装⑤カンカン帽で優雅に日よけ
小物はやっぱり日焼け対策にもなる帽子がおすすめ。夏らしいカンカン帽なら、どんな服装にも合わせやすく、華やかな印象を与えられます。
サングラスに鮮やかなカラーのノースリーブワンピースも合わせれば、一気にリゾート感が演出できますね☆
夏の京都の暑さ・寒さ対策は?
夏は熱中症に要注意!暑い時ほどインナーを
とにかく暑い夏の京都。観光するには暑さ対策が必須です。
なるべく薄着になりたいと思うでしょうが、実は暑い夏ほどインナーが重要。インナーが汗を吸収することで体の熱が奪われ、暑くなりすぎるのを防いでくれるんです。
吸汗速乾など、涼しく着られる加工が施されたインナーを着れば、服が汗で肌に張り付く不快感も軽減されそう!
汗を拭くためのタオルやハンカチも忘れずに。ハンディ扇風機など、涼しい風を送れるアイテムもあると便利ですね。京都の和の雰囲気に合う扇子やうちわもGOOD◎保冷できる水筒やタンブラーをバッグに入れておけば、いつでも冷たいドリンクで水分補給できますよ。
室内に行く予定が多ければ夏でも冷房対策
夏の京都は屋外が暑い分、屋内のスポットはかなり冷房が効いていて、冷えを感じることも。外の暑さとのギャップでより寒いと思うかもしれません。
電車にたくさん乗ったり、商業施設に入ったりと、室内に行く予定が多い旅行なら、寒さ対策もしていきましょう。
ストールなら重くなくかさばらず、持ち歩いてもストレスになりづらいのでおすすめ。
肩やひざにかければ冷房対策になるのはもちろん、外で日差しが強い時に羽織れば日焼け対策に、頭にサッとかぶればゲリラ豪雨対策にもなります。
夏の京都におすすめの服装♡いかがでしたか?
夏に京都に行く時におすすめの服装を紹介してきましたが、いかがでしたか?
酷暑ともいえる夏の京都ですが、6月は梅雨寒の日があったり、夏本番でも室内は寒かったりと、意外と冷え対策も重要。
暑い中の観光にぴったりの涼しげな服装や、旅行中の寒さ対策になるアイテムがわかりましたね。
あじさいや祇園祭、大文字など、見どころがいっぱいの夏の京都。服装のポイントをしっかりおさえて、暑い京都を快適に楽しんでくださいね♪