タイツはいつからいつまで?気温別にデニール数を比較
今回はタイツのデニールを比較して紹介します。秋が近づくとタイツの出番が増えますが、脚をキレイに見せたい!20デニール・30デニールの透け感や、きれいめに見えるコーデ、おすすめの着圧タイツなどを紹介します。季節外れ・寒がりと思われない時期はいつからいつまでか、スーツに黒タイツを履くべき時期も合わせて解説♡
タイツを履くべき時期はいつからいつまで?
はじめに、タイツを履いても季節外れや寒がりだと思われない時期はいつからいつまでかについて解説します!
9月になるとそろそろ秋の装いをしたくなる人も多いと思いますが、最高気温が30度近くになる日も多く、まだタイツを履くのはちょっと早いかも…。もう少し待てば寒い時期が訪れるので、素足でのファッションを楽しんでおくのがよさそうです。
10月に入ると、最高気温が20度台前半になる日が増えてきます。30デニールくらいまでの薄手のタイツをコーデに取り入れてもいい時期♪ただ、仕事でスーツにタイツを合わせる場合は、薄手の黒タイツだと葬儀などのお悔やみの場面を連想させるおそれがあるため、肌色のストッキングにしておいた方が無難です。
11月以降は厚めのタイツの出番!もう季節外れや寒がりという印象は与えません。お堅い職場でなければ、オフィスファッションに黒などの落ち着いたカラーの厚手のタイツを合わせてもOK♪
2月頃までは厚手のタイツで防寒し、3月からはタイツを履く場合は薄手のものに切り替えて春らしさを出していきましょう。
美脚に見えるタイツはどれ?厚さを比較してみよう!
そもそも”デニール”とは、タイツやストッキングの糸の太さ・重さを示す単位です。デニール数が大きいほど生地が厚くなり、小さいほど保温率が下がり、厚さが薄くなります。
タイツとストッキング、どちらも似たアイテムですが、タイツは防寒や保温効果を目的としたアイテムで、一般的に25デニール以上のものを指します。ストッキングは脚を美しくみせることを目的としたアイテムで、25デニール未満のものを指します。ただし、タイツとストッキングを分けるデニールの基準は、メーカーによって異なります。
一般的にタイツの場合、脚が美しく見える厚さは40~60デニールと言われています。気温に合ったタイツの厚さと合わせて、デニールによって脚がどう見えるのかチェックしてみましょう。
脚の見え方比較①【気温15度以上】20~30デニールのタイツ
天気によっては素足でもOKな気温ですが、秋らしさを取り入れたいときは、20~30デニールの薄手のタイツをストッキング代わりに履くとGOOD。透け感のある黒タイツはセクシーになりすぎると敬遠している人もいるかもしれませんが、ロングスカートと合わせれば上品な仕上がりに♡
20~30デニールのタイツを履く時は、肌の透け具合が気になる人も多いはず。秋冬は肌の露出が減るため、油断していてムダ毛が透けてる…!なんてことは絶対避けたいですよね。
脚の形によっても異なりますが、一般的に20デニールのタイツはストッキングと同等の透け具合になると考えるが吉。ボトムスで隠れない部分のお手入れは丁寧に!
30デニールのタイツもストッキングに近い透け具合ですが、ひざから下の細くなる部分はやや色が濃くなります。ただし、ムダ毛の濃さや太さが気になる人は、念のためお手入れしておくとよいでしょう。
脚の見え方比較②【気温12度~15度】40~60デニールのタイツ
気温15度前後の日は40~60デニールがおすすめです。太ももやふくらはぎがほんのり透けるくらいの薄さなので、上品な足元を演出できますよ。保温と美脚のバランスがとりやすく、脚がきれいに見えます。
長めに脚を出してもセクシーになりすぎないので、ひざ丈のスカートを合わせて、タイツの効果で細見えしているふくらはぎをアピールするのもアリ♡
伝線になりやすい&目立ちやすいといったデメリットがあるため、伝線しても惜しくないプチプラから探したり、伝線しにくい&広がりにくいものを選ぶのがおすすめです。
脚の見え方比較③【気温7度~11度】80デニールのタイツ
気温7度~11度はコートやダウンが必要な気温です。タイツも厚さのあるものでしっかりと防寒しましょう。
80デニール以上のものになると、肌はほとんど透けません。60デニール以下のタイツと比較すると、生地が厚いため足首のくびれが見えづらく着痩せ効果は半減しますが、保温効果はアップするので「スカートを履くには寒い…」という日には頼りになります♪
脚の見え方比較④【気温6度以下】110デニールまたは裏起毛のタイツ
しっかり防寒をしたい気温6度以下の日は、80デニール以上のタイツを取り入れましょう。おすすめは110デニール!全く透けない厚さなので防寒にぴったりで、肌の色に邪魔されずにタイツのカラーを楽しむこともできます。
防寒性に優れた裏起毛タイプのタイツもおすすめ!厚さがある分、伝線が目立ちにくく破れにくい特徴があります。しかし、足のくびれが見えづらいので美脚効果は期待できません。秋コーデ、冬コーデのスタイリングを工夫して取り入れてみてください。
ちなみにタイツのデニールについて調べたところ、最大で何と3200デニールのタイツが存在しました!履き心地が気になりますね…。
比較の結果、最も美脚に見えるタイツは40~60デニール!
ここまでタイツのデニール別に脚の見え方を比較してきました。
比較の結果、最も脚がきれいに見えるのは、肌の色が透けにくく、足首のくびれもしっかりわかる40~60デニールのタイツです。コーデが重たく見えるので、合わせるアイテムは黒以外を選んで重たい印象を回避するのがおすすめです。細く華奢な足元を演出したいときは「着圧タイプ」を選んでみてくださいね。
美脚に見せるためのおすすめのタイツが、ATSUGIのストッキング&タイツシリーズ「ASTIGU(アスティーグ)」の「引き締め発熱タイツ」。
太ももは7hPa、ふくらはぎは9hPa、足首は12hPaと脚の部分ごとに圧が異なり、細く見せたい部分はしっかりと引き締めつつ、動きやすさも兼ね備えたスグレモノ。
40デニールのタイツは寒い日に履くのはちょっと…と感じる厚さですが、こちらのタイツは太陽の光を吸収し熱エネルギーに変える「光発熱」加工がされているので、ちょっと薄手でもしっかり暖かい!
80デニール以上ならカラータイツを履くのもおすすめ
先ほどの比較でわかった通り、厚さがあると美脚に見えにくいですが、ネイビーやグレーなど黒以外の色を選ぶと重たい印象を回避できます。上で解説したように、厚手のタイツは肌の色に邪魔されないので、色をしっかり強調できるのも魅力!
暗い色が多くなりがちな秋冬コーデのバリエーションも増えるので、ぜひカラータイツにトライしてみてくださいね。
タイツのデニール別・脚の見え方比較☆いかがでしたか?
美脚に見えるタイツのデニール数比較や、気温に合ったデニール数の選び方を紹介しました!
比較の結果、40~60デニールの黒タイツが最も脚がキレイに見え、ひざ丈スカートと合わせるとさらに美脚効果が増していましたね。厚手のタイツでも、カラーが強調できるというメリットがあり、秋冬ファッションを楽しむためのアイテムになるとわかりました!
タイツの厚さや透け感のバランスを見ながら、上手に秋冬コーデに取り入れてみてくださいね。
画像提供:MinoRiさん(@rino_mi_nori)