セミフォーマルってどんな服装?アイテム別コーディネート紹介

セミフォーマルの服装・コーディネート方法をご紹介します。ファッション用語でよく耳にするセミフォーマルですが「そもそもどんな意味?」「どんな服装が適切?」「パンツスタイルはマナー違反?」と悩む方も多いですよね。パンツスタイルやスカートスーツ、ワンピースドレスなど、20代〜30代の大人女子におすすめの結婚式・お呼ばれスタイルのコーディネート方法をチェックしていきましょう。

セミフォーマルってどんな服装?

セミフォーマルとは、ファッション用語でもあるドレスコードの種類のひとつ。
「フォーマル=格式ばった」に準ずる服装が、「セミフォーマル(準礼装)」になります。
2番目に格式が高いドレスコードなので、品位を感じられる服装をすることが重要なポイント!
一般的には、結婚式にゲストとして出席する時、パーティーにお呼ばれされた時、卒業式や入学式などの式典で着用することが多く、ドレス・ワンピース・セレモニースーツ・パンツスタイルなどのアイテムを使って、優美でエレガントな雰囲気を重視してコーディネートをします。
昼と夜では適切なデザインも変わってくるので、TPO(時間・場所・場合)に合わせることも大切なマナーです。
アイテム別に服装を選ぶポイントやコーディネート方法をチェックしていきましょう。

セミフォーマルコーデ【パンツ】

最近は、フォーマルなシーンでもパンツスタイルが多くなってきていますが、カジュアルな印象になったりビジネススーツのような雰囲気になってしまわないように注意しながらコーディネートしていきましょう。
ドレープが美しいとろみ素材・ジョーゼット素材のオールインワンや、フリル・レースが施されていて華やかさを与えるセットアップなど、”ドレスパンツ”を選ぶのがおすすめです。

春夏におすすめのパンツコーデ

オールブラックでモードなパーティースタイル

スカートやワンピースに比べてコーディネートが難しいパンツスタイルは、楽にスタイリングできるセットアップがおすすめ。
オールブラックは合わせるアクセサリーや小物で、色んな雰囲気に変えることができるので、カジュアルなシーンから格式の高い会場まで着回し力を発揮してくれます。
レース柄&ぺプラムデザインのトップスで華やぎを添えて、パーティーシーンにぴったりの服装に。

大人の余裕を感じられるドレッシーなパンツスタイル

上品な華やかさを感じられるピンクベージュは、大人女子におすすめのカラー。
パステルカラーが苦手な方も、落ち着いた印象のピンクベージュ&ハンサムなパンツスタイルならコーディネートに取り入れやすいですよね♪
歩くたびに優雅に揺れるとろみ素材でドレッシーさを加味して、細い黒ベルトでウエストをキュッと引き締めると、大人の余裕を感じられるパーティースタイルに。

秋冬におすすめのパンツコーデ

甘さ控えめでクールなパンツスタイル

スタイリッシュな雰囲気のセットアップパンツスタイルには、ぺプラムデザインのトップスで女性らしい華やかさをプラス。
腰回りをふわっと包み込むフリルで体型カバーを、高めのウエスト位置を印象付けて脚長効果も演出することができます。
パッと目をひくブルーのバッグをアクセントに、知的でクールなパンツスタイルに。

マスタードイエローで女子ウケ抜群のパンツスタイル

マスタードイエローのドレスパンツは、おしゃれな女子達が集まる会場でも一目置かれる存在に♪
深めのVネックラインで適度な肌見せを、ベルトでウエストラインを強調させると、マニッシュな雰囲気のパンツスタイルも女性らしい着こなしに。
肩肘張らないこなれ感のあるスタイルで、スマートでおしゃれな着こなしに。

セミフォーマルコーデ【スカートスーツ】

スカートスーツは、卒業式・入学式・同窓会・七五三などの行事ごとに、何を着て良いか悩んだ時に重宝する服装です。
かっちりとマニッシュな雰囲気のテーラードジャケットやフェミニンな印象を与えるツイードジャケット、ツーピースやセットアップなどを着用します。
スカートとジャケットやワンピースとジャケットの組み合わせでセット販売されている場合が多いので、コーディネートしやすいのが特徴です。

春夏におすすめのスカートスーツコーデ

正統派ツイードワンピーススーツ

シンプルなワンピースに異素材のツイードジャケットは、フォーマルの正統派スタイル。
ノーカラージャケットなら、シックな配色でも女性らしいフェミニンな雰囲気を演出することができます。
コントラストがはっきりするホワイトや、同系色のネイビーなど、羽織るジャケットやワンピースの色を変えると雰囲気もガラリと変えることができるので、シーンに合わせて着回しましょう。

きちんと見え抜群のスーツスカートスタイル

画像提供:yonnieさん(@yonnieins)
ライトベージュのジャケットにくすみピンクのレーススカートで、優しく上品な雰囲気に。
きちんと感とさりげない華やかさのある服装は、相手にも好印象を与えることができるので、入学式や七五三などの行事ごとにもぴったり!
ウエストの位置が高く見えるショート丈のジャケットなら、ミモレ丈スカートもバランス良く着こなすことができますよ♪

秋冬におすすめのスカートスーツコーデ

ノーカラージャケットでハンサムスカートスーツスタイル

レースのワンピースにかっちりとしたジャケットを羽織った甘辛スタイル。
深めのVあきでシャープな印象を与えるノーカラージャケットを合わせると、スカートでもハンサムな着こなしを実現。
ブラック×ネイビーの重厚感のある配色でノーブルなムードも高まります。
足元は、ヌーディカラーのパンプスで抜け感をプラスして軽やかに。

肩肘張らないエレガントなスーツスカートコーデ

普段よりも少しだけクラス感を感じられる服装をしたいなら、ツイードセットアップスーツがおすすめ。
無地のスーツほど肩肘張らず、きちんと感をキープしながらラフに着こなすことができます。
トップスの裾から見えるフリルで女性らしさとアクセントをプラス。
バッグとパンプスは重厚感のある黒でコーデをピリッと引き締めて。

セミフォーマルコーデ【ワンピースドレス】

格式の高いホテルでの結婚式やパーティーには、ワンピースドレスが最適です。
ドレスの場合は時間によって着用するデザインが変わり、昼は「セミアフタヌーンドレス」、夜は「カクテルドレス」になります。
「セミアフタヌードレス」:光沢のない素材・肩を出さない・膝丈やミモレ丈・無地・アクセサリーは光をおさえたパールやコサージュ
「カクテルドレス」:昼よりも華やかなデザイン・肩を出してもOK・ロング丈でもOK・アクセサリーは輝きのあるジュエリー

昼は上品な華やかさのあるペールトーンカラー、夜は重厚感のあるネイビーや深みのあるグリーンや赤がおすすめです。
ドレスと言うとゴージャスなイメージがありますが、日本では格式ばらず上品な華やかさのあるワンピースに近いデザインが人気!
新婦のウェディングドレスと被らないように白以外を選ぶ、チャペルでの挙式は肩が出ないように、レースのショールやシフォンのボレロ、ジャケットを羽織ることもマナーになります。
羽織りは、素肌が露出していなければ大丈夫なので、透け感のある素材でもOKです。

春夏におすすめのワンピースドレスコーデ

たっぷりレースで品良く女性らしいスタイル

ノースリーブは露出が気になるけど、ショールやボレロを合わせるのはしっくりこない…
そんな時は、チャペルでも羽織りものいらずで過ごせるレースワンピースドレスがおすすめ。
透けるレース素材で抜け感が出せるので、五分袖でも軽やかな印象に。
華やかさも演出することができるので、定番のネイビーや黒でも地味にならないのが嬉しいポイント!
パールネックレスとクラッチバッグで明るさをプラスしてバランス良く。

綺麗なブルーカラーで華やぎを添えて

露出をおさえながらエレガントな雰囲気を演出することができるレーススリーブワンピースは、結婚式に最適のアイテム。
抜け感たっぷりでエレガントなデザインは、今っぽく旬の着こなしも楽しむことができます。
目をひく綺麗なブルーで結婚式に華やぎを添えて。
パンプスはヌーディなベージュを合わせると、ワンピースのカラーがより綺麗に引き立ちますよ。

秋冬におすすめのワンピースドレスコーデ

ロングドレスでノーブルなムード高まる装いに

夜の結婚式やパーティーには、ロング丈でぐっと大人の雰囲気を演出して。
繊細なレースが施されたデザインは、格式の高いホテルにも安心して着ていくことができます。
重厚感のあるブラックも、レースやチュールの透かし模様なら垢抜けた表情に。
フォーマルではさじ加減の難しい肌見せも、デコルテのシースルーで大人の色気をアップ!
ビーズバッグでキラキラ感もプラスして。

こっくりカラーで周りに差がつくシックなスタイル

フェミニンな総レース柄も、こっくりと深みのあるグリーンなら大人っぽくリュクスな着こなしに。
周りともかぶりにくカラーなので、おしゃれに差をつけられるはず!
過度な露出の心配もないシフォンスリーブは、気になる二の腕もカバーでき、ショールいらずなのでコーディネートも楽々♪
サテンベージュのクラッチバッグでシックな大人の装いに。

セミフォーマルコーデ【靴・バッグ】

バッグは、クラッチバッグやハンドバッグなど小さめのサイズを選びましょう。
ビジューやパールなどの繊細な装飾や、上品な印象を与えるサテン素材が最適です。
しっくりなじませたいなら洋服のカラーと同系色を、アクセントカラーにしたいなら、双方が引きつようなカラーを選びましょう。
ブランドのロゴが大きく入っているデザインや、カジュアルすぎるナイロン製・トートバッグはNG。
結婚式では、”殺生”を連想させるレザー・型押し・ファー・フェザーなども好ましくありません。
最近はフェイクタイプも多くありますが、パッと見ただけでは判断しにくく誤解を与える場合もあるので、チャペルでの挙式に出席する際は特に避けた方が良いです。

靴はパンプスが必須です。
ぺたんこの靴は、カジュアルな印象を与えてしまうので、最低でも3cm以上あるパンプスを選びましょう。
ヒールがあってもジュートソールやウッドヒールなど日常感があるデザインや、歩きにくく派手な印象を与えてしまう10cm以上のヒールはNGです。
季節を問わず素足で出席するのはマナー違反になるので、暑い夏でもストッキングはマスト。
網タイツやラメが沢山付いているものなど、派手なデザインは不向きなので、ノーマルなストッキングを選んでくださいね。

おしゃれなセミフォーマルコーデで素敵な1日を過ごそう!

セミフォーマル(準礼装)は、ワンピースドレス、スーツスカート、セットアップやオールインワンのドレスパンツスタイルがおすすめです。
礼装よりも堅苦しくなくてOKですが、格式の高いホテルやラグジュアリーな雰囲気の会場など、その場所の雰囲気を壊さないような服装を心掛けてくださいね。
明るいカラーやエレガントなレース素材やとろみ素材、ツイード素材などを取り入れて、お祝いの席にふさわしい上品で華やかなスタイルを作りましょう。

お呼ばれコーデをもっと知りたい方はこちらをチェック!

abimi

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