ノーカラージャケットはインナー次第でいつでも着こなしコーデ術

ノーカラージャケットがインナーを変えるだけで万能アイテムに?様々なシーンに合わせたコーデをご紹介します。
襟付きジャケットより着まわしやすい襟なしのノーカラージャケット。フォーマルからカジュアルまで幅広いシーンで使えるノーカラージャケットの着こなし術をインナーに注目してチェックしてみてくださいね。

どんなシーンでも使える万能「ノーカラージャケット」

「ジャケット」というとフォーマルなイメージを連想してしまいますが、着こなしを変えるだけで普段の「お出かけコーデ」から「オフィスカジュアル」まで、様々な場面で使える万能アイテムに大変身する素敵アイテムなのです。

そもそもノーカラージャケットはどういうものかご存じですか。ノーカラーとは「襟がない」ということ。襟がないことによって襟付きの通常ジャケットよりもカジュアルダウンした着こなしを可能にするという点も特徴の1つです。今回は、ノーカラージャケットコーデを「インナー」に注目しながら、シーン別にご紹介していきたいと思います!

インナーの変化でコーデを楽しもう!

ノーカラージャケットを取り入れたコーデの時、意外と重要なのが「インナー」です。まずは、ビシッと決めたいフォーマル、日常使いのカジュアル、お仕事モードのオフィスの3つのシーン別に、どのようなインナー合わせたら良いのかをご紹介したいと思います。

【フォーマル編】ベーシックなインナーできちんと正装

フォーマルシーンでは、あまり派手な色などは避けシンプル且つベーシックな形のインナーを合わせるのがベスト。

<フォーマルシーンにおすすめのインナー>
春夏:ノーカラーブラウス・スキッパーシャツ
秋冬:タートル・ハイネックニット

ノーカラージャケットには、同じく襟のないのインナーを合わせるのがマスト。襟付きのシャツやブラウスを合わせるのはノーカラージャケットのスマート差を引き下げるコーデになってしまうので気を付けましょう。

【カジュアル編】お休みの日はラフにカジュアルなインナー選び

カジュアルシーンでは、基本的にどんなインナーを合わせても問題ありません。自分らしく自由自在にノーカラージャケットの着こなしを楽しみましょう!

〈カジュアルシーンにおすすめのインナー〉
春夏:ボーダーTシャツ、デザインTシャツ、ブラウス
秋冬:色ものニット、パーカー、スウェット

カジュアルなコーデにジャケットを合わせると、どうしてもきちんと感のある着こなしになってしまいがちですが、フォーマルやオフィシャルなシーンでは使いにくいようなアイテムをインナーに合わせることで、よりカジュアルに。

【オフィス編】インナーをTシャツにしてちょっぴり気崩し

オフィスや通勤、お仕事モードなシーンでは、伸縮性のあるTシャツ素材のアイテムや落ち着いた色味であれば色柄ものもGOOD。

〈オフィスシーンにおすすめのインナー〉
春夏:Uネック、VネックTシャツ
秋冬:Vネックニット、ボートネックカットソー

正装らしさを求められるフォーマルなシーンよりも少しだけカジュアルダウンOKなオフィスコーデ。シンプルなデザインのノーカラージャケットだからこそ、硬くなりすぎない自分らしいインナーを合わせて個性あるオフィスコーデを楽しんでみませんか?

インナーで印象が変わる?シーン別のお手本コーデ

それでは、次にノーカラージャケットを使ったお手本コーデと着こなし術を各シーン別にご紹介いたします!

【ノーカラージャケット×インナー】フォーマル編

ネイビーのノーカラージャケットに上品なオレンジカラーレースのペンシルスカートを合わせたフォーマルコーデ。

フォーマルコーデのインナーは白を選ぶのがおすすめです。「清潔感」を与える効果のある白のインナーは、きちんとした着こなしを必要とするフォーマルな場面にぴったりです。白のレフ版効果で顔色もよく見え、明るく華やかな印象に見せてくれます。

ちなみに、フォーマルなシーンでは、黒やネイビー、チャコールグレーなどダーク系のベーシックなノーカラージャケットがおすすめですよ!

ノーカラージャケットに同じくノーカラーのブラウスを合わせたパンツスタイルの大人カッコいいコーデ。

ノーカラー×ノーカラーはお顔まわりがスッキリとした印象に。パンツスタイルで重要なのは丈感。足首の出るアンクル丈を選びとクールな印象に見えるパンツスーツも女性らしさのある軽やかなスタイリングになりますよ。

【ノーカラージャケット×インナー】カジュアル編

ベージュのカットソーに同じ色味のロング丈巻きスカートを合わせ、アウターとしてノーカラージャケットを肩がけした上品なカジュアルコーデ。

足元はオープントゥのヒールでより日常的な印象に。ベージュ×ベージュのルーズ感のある着こなしもノーカラージャケットをプラスするだけで一気に品のある大人な雰囲気に変わります。ベーシックカラーで作るコーデはお洒落初心者さんにもおすすめのコーデです。

ノーカラージャケットとスカートのセットアップに、紫のVネックニットを合わせた大人カジュアルな着こなし。インナー以外のカラーをグレーのワントーンでまとめることで、紫色のVネックニットが際立った着こなしに。

セットアップのジャケットコーデは、フォーマルな雰囲気が強くカジュアルダウンさせるのが難しいと思いますが、パープルなどのカラーアイテムやデザイン性のあるアイテムをインナーとして使うことで、普段使いのできる自分らしいスタイルに。

インナーにカジュアルなプリントTシャツを合わせ、ボトムスにカーキのベイカーパンツ、足元はスニーカーとメンズライクアイテムでまとめた大人かっこいい着こなし。

トップスをボトムインしてベルトでウエストマークすることで、よりマニッシュな雰囲気も増しスッキリとした印象も。ジャケットを肩がけするというルーズさもカジュアルコーデならではの着こなしですね。

【ノーカラージャケット×インナー】オフィス編

ノーカラージャケットにメンズライクなVネックのTシャツを合わせたお仕事コーデ。

オフィスコーデなのにTシャツはちょっと...と懸念される方も多いかと思いますが、セットアップのパンツを合わせたり、同じカラー、素材のアイテムにすれば、オフィスにも通用するお仕事コーデに。また、Tシャツやカジュアルなアイテムでも「ボトムイン+ベルト」できちんと感のある着こなしになるので、トップスに普段着ているようなTシャツを合わせても心配ありません。

靴は、ブラックやベージュなど落ち着いたカラーがGOOD。ヒールではなくローファーやバレーシューズでも、ある程度きちんと感のあるものを選ぶと良いでしょう。

ニュアンスカラーのベージュTシャツに上品な丈感の白スカートを合わせた通勤スタイル。

カジュアルダウンし過ぎないようにする為に重要なポイントは「トップスのカラー」です。フォーマルな場面では白がおすすめと言いましたが、ここではベージュやグレー、オフホワイトなどのニュアンスカラーがおすすめ。

ニュアンスカラーとは、中間色の色味をくすませたカラーのことで、落ち着いたカラーが大人女子にも人気のカラー。特に大人なオフィスコーデならニュアンスカラーのインナーで上品に着こなしましょう。

ホワイトのラウンドネックノーカラージャケットを使ったコーデもは、明るいカラーのノーカラージャケットはいつもと少し雰囲気を変えたい時のオフィスコーデにぴったり。

セットアップを使ったオフィスコーデは、インナーにルーズ感のあるTシャツを合わせて程よく着崩すのがおすすめです。また、シンプルなトップスには胸元にネックレスなどアクセサリーをプラスして個性を演出するのも良いでしょう。

インナーを工夫してノーカラージャケットを賢く着まわそう!

以上、ノーカラージャケットとそのインナーに注目したコーデをシーン別にご紹介いたしました。

〇フォーマルシーンのインナー:白ニットやノーカラーのシャツ
〇カジュアルシーンのインナー:色・柄ものアイテム
〇オフィスやお仕事シーンのインナー:デコルテがきれい見えするカットソーなどの伸縮性アイテム・ニュアンスカラーのアイテム

を合わせるのがおすすめです。

ノーカラージャケットは、同じデザインのものでもインナーの選び方によってそれぞれのシーンに合った着こなしが楽しめる万能なアイテム。

すでにノーカラージャケットを持っている方も、これから購入を考えている方も、今回の記事を参考にノーカラージャケットを上手に着こなし様々なシーンで着まわしてみてはどうでしょうか?

ayane

ライター歴2年。ファッション記事を中心に執筆中。

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