女性におすすめ!香水の正しいつけ方|場所・タイミング

女性におすすめの香水(フレグランス)のつけ方をご紹介します。「正しいつけ方は?」「どんな種類があるの?」「つけすぎた時はどうしたら良い?」など、今更聞けないつけ方や選び方をご紹介。しっかり香らせたい時、優しく香らせたい時など、気分やシーンに合わせてつける場所を変えると、香水をもっと楽しめるはず!匂いがキツくなりすぎた時の対処法も合わせてチェックしてみてください。

正しい香水のつけ方であなたも憧れの女性に!

すれ違う時にふわっと良い香りがする女性は、誰もが憧れるもの。
香水は、身だしなみのひとつとしても欠かせないアイテムですが、「正しいつけ方が分からない…」「どんな種類を選べばいいの?」「つけすぎて匂いがキツイ時はどうしたら良い?」など、今更聞けない悩みが意外と多いですよね。
そこで今回は、正しいつけ方についてご紹介します。

間違ったつけ方をすると、いい匂いをさせるつもりが逆効果になってしまったり、本来の香りを楽しめなくなる場合もあるので注意が必要です。
香水の良さをさらに引き立たせることができるように、ぜひ正しいつけ方をマスターしてくださいね。
選び方やつけるタイミング、つけすぎた時の対処法も合わせてチェックしていきましょう。

香水の種類

香水 の分類

香水は、アルコール(エタノール)に溶かした香料の割合(賦香率)を元に、大きく4つに分類されます。
それぞれ、持続時間や特徴が違うのでチェックしていきましょう。

【パルファム】
・約5〜12時間
・最も賦香率(濃度)が高い・肌の近くでしっかり香る・高価なものが多い

【オードパルファム】
・約5〜7時間
・パルファムよりも賦香率は少し下がる・しっかり香る・手頃な価格で購入できる

【オードトワレ】
・約2〜5時間
・賦香率が低い・優しく香る・普段使いにちょうど良い

【オーデコロン】
・約1〜2時間
・賦香率が最も低い・石鹸やボディソープのようにほんのり香る

日本では「香水」と一括りで呼ばれていて、ブランドやメーカーによって、分類方法や呼び方が異なる場合もあるので注意してくださいね。
また香りが続く長さも、種類や個人差によって大きく変わるので、目安として覚えておいてください。

香水の形状

スプレータイプが主流になっていますが他にも、ロールタイプや練り香水、ミストタイプがあります。
自分の生活スタイルやシーンに合わせて使い分けると、日常で気軽に取り入れられるようになりますよ♪

【スプレー】
霧状で出てくるのでシュッとひと吹きで広い範囲につけやすく、しっかり香るのが特徴です。
可愛くて素敵なボトルに入っているので、インテリアとしてお部屋に飾ることもできます♪

【ロールタイプ】
コロコロと転がしながらつける、ロールタイプ。
手首やうなじ、ひざの裏側など、ピンポイントでつけられるのが特徴です。
スティックのように細長い形状が多く、ポケットやポーチに入れておいてもかさばらないので、外出先でさっとつけ直したいときにも便利です。

【練り香水】
液体ではなく固形になっている、練り香水。
指先にとってつけるので量を調整しやすく、小さいサイズで持ち運びしやすいのも特徴です。
ゆっくりと優しく香るので、強い匂いが苦手な方も気軽に使うことができます。

【ミスト】
香水というよりも、香り+保湿成分や美容成分が配合された、ボディミストして販売されているものが多くなります。
匂いが強くなく、香りが続く時間も短いのが特徴です。

女性におすすめ!香水をつけるタイミング

香りは、つけた直後から時間の経過とともに、3段階に分けて変化していくと言われています。

・1段階目
【トップノート】
つけた直後から30分くらいの間の香りです。
フレッシュなフルーツやグリーン、ハーブなどが華やかに香り、香水の第一印象になると言われています。

・2段階目
【ミドルノート】
つけた直後から30分ほど経って、匂いが落ち着いてきた頃の香りで「ハートノート」とも呼ばれています。
その香水を表すボディとなる香りで、3時間ほど持続します。

・3段階目
【ラストノート】
残り香として持続する香りです。
ムスクやウッディなど重たくもったりとした香りを、余韻をとして堪能することができ、中には12時間ほど持続する場合もあります。

このように香りは変化していくので、ミドルノートに合わせて外出する30分前につけておくなど、予定に合わせて逆算して使うと、好きな香りを纏わせて出かけることができます。

香水のつけ方・つける場所

種類別のつけ方

上記でご紹介したように、種類によって匂いの強さや持続時間が違います。
香りを最大限に堪能するには、使うタイプに合わせてつけ方を変えることもポイントになります。

【パルファン】
濃度が高いパルファンは、首筋や手首の内側など、1〜2滴を肌の上に落とすイメージでつけるのがおすすめ。
脈打つ所にピンポイントでつけると、その部分だけを香らせることができるので、匂いがキツくなる心配もありません。

【オードパルファン】
液体の場合は1〜2滴、スプレーの場合は1〜2プッシュ吹きかけ、細く線を描くように軽く伸ばします。
「オードパルファン」や「オードトワレ」は、下半身や背中など、ふわっと香りが立ってくるような場所につけるのもおすすめです。

【オードトワレ】
液体の場合は2〜3滴、スプレーの場合は2〜4プッシュ吹きかけ、細く線を描くように軽く伸ばします。
オードパルファンに比べると持続性がないので、香りが足りないと感じたら、4〜5時間後につけ直しましょう。

【オーデコロン】
腕や脚など、肌の面に向かってシュッと吹きかけ、化粧水のような感覚で体に広げるようにつけます。
自分に周りに良い匂いが広がるように、肘から下・膝から下など、動きが多い場所につけると、香りが弱いオーデコロンも良い香りをたっぷりと堪能することができます。

香水をつける場所【OK】

どの場所につけるとどんな風に香るのかを知っておくと、その時の気分やシーンに合わせて上手く使い分けることができます。
匂いがキツイ…とならないように、ベストな場所をチェックしておきましょう。
香水は、温度が高くなると香りも強くなります。
しっかり香らせたい時は、太い血管が通っていて体温が高くなるところを中心につけましょう。

【耳の後ろ、うなじ、首筋】
体温が高く、香りがより立つ場所です。
近くでしっかり香らせることができるので、相手と距離が近くなるデートの時などにつけると良いですよ。

【手首(内側)】
手首も体温が高く、強く香りを放つことができる場所です。
動かすことが多いパーツなので、自分の周り全体に良い匂いを広げることができます。
手を洗ったり衣類でこすれたりするので、いい匂いを持続させたいならつけ直しも必要です。

【胸】
しっかり香らせたい時は、胸の谷間につけてみましょう。
服を着る前に、少量(1滴または、半プッシュ)つけてください。
汗をかくと匂いが変化してしまうので、暑い日は避けたほうがベター。

【太ももの内側、ひざの裏側、足首の内側】
優しく香らせたい時は、下半身がおすすめです。
立ったり座ったり、歩いたりするたびに、良い匂いをふわっと広げることができます。
下から上に優しく香るので、匂いがキツくなる心配もありません。
服を着る前に香水を空間にシュッと吹きかけ(胸くらいの高さから)、その中を通り抜けたり回りながら体に纏わせると良いですよ。

【お腹、背中、腰】
全身からふわっと香るようにしたい時は、お腹、背中、腰のどこか1箇所につけると良いですよ。
服を着る前に、30cmくらい離した位置から1プッシュ吹きかけてください。
優しい匂いを長く楽しみたい方にぴったりの場所です。

香水をつける場所【NG】

【脇】
香水は体臭で匂いが変化するので、汗をよくかく脇はNG!
汗と匂いが混ざってしまうと、良い香りを楽しむことができなくなります。
肌荒れの原因になる場合もあるので避けてください。

【足の裏】
意外と汗をかきやすい場所、足の裏も、脇と同じ理由でNGです。
スニーカーやブーツを履いて蒸れやすい状態にもなっている足の裏は、汗に加えて靴の匂いまで混ざってしまいます。
良い匂いをさせたいのに逆効果になってしまうので、足の裏も避けましょう。

【服】
匂いは、服の繊維に染み込み取れにくくなります。
その上から重ねてつけると匂いが混ざり、本来の香りを楽しむことができなくなるので、服もNGです。
香水の成分でシミになる場合もあるので避けましょう。

香水をつけすぎた時の対処法

つけすぎた場合は、シャワーを浴びて全身を洗い流すのがベストです。
もっと手軽に匂いを落としたい時は、エタノールや消毒用のアルコールを使ってください。
エタノールや消毒用のアルコールを含ませたコットンで匂いが強い部分を数秒間押さえ、その後軽く拭き取ると和らぎます。
外出先では、石鹸やハンドソープで洗い流すか、アルコール入りの除菌シートや水を含ませたポケットティッシュを使って、上記を同じ方法で落とすと良いですよ。

正しいつけ方で良い香りを楽しもう!

香水の正しいつけ方は、種類や目的、シーンに合わせて使い分けること。
しっかり香らせたい時は、濃度(賦香率)が高いタイプを、体温が高い手首やうなじがおすすめ。
優しく香らせたい時は、濃度(賦香率)が低いタイプを、下半身や背中、お腹につけましょう。
つける場所や種類、匂いの変化を知って、香水の良い香りを存分に楽しんでくださいね。

abimi

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